エギング入門シリーズ:“エギング”の楽しさと基本をゼロから学ぼう!

エギングという言葉を聞いたことがありますか?エギングとは、イカ専用のルアー「エギ」を使う釣り方のことで、手軽に楽しめることから近年人気が高まっています!初心者でも安心してエギングが始められるように、魅力や基礎知識を分かりやすく紹介しますので、最後までご覧ください!

*エギング=イカの疑似餌(エギ)を使った釣り方

エギングの魅力とは!?

“エギング”は数ある釣り方の中でも初心者から上級者まで非常に人気のある釣りです。何故こんなにも人気があるのか、“エギング”の魅力を幾つか紹介します!

イカを釣る、心も釣る。“エギング”で新世界!!

エギングは単にイカを釣る遊びではありません。新しい経験、新しい冒険、そしてあなた自身の中に隠された情熱を引き出すチャンスです。

初めてのイカを手にするその瞬間は、喜びと感動、達成感と自信を与えてくれる唯一無二の時間です。

一年を通して過ごしやすい春と秋にピッタリの“エギング”!

“エギング”は釣りの経験やスキルに関係なく楽しむことができます。“エギング”のシーズンは心地よい季節の春と秋です。春の暖かな風や秋の涼しい空気を感じ、“エギング”で穏やかな海とも繋がることで自然との一体感を味わうことができます。あなたも“エギング”を始めて、日本の季節の良さを改めて体感してみませんか?

エサ不要で快適な“エギング”!

“エギング”の人気のポイントは、エサが不要であること。「エギ」は何度でも使用することができ、準備と後片付けも簡単です。エサを準備する必要がないため、いつでもどこでも手軽に釣りに行くことができ、匂いに困ることもありません。あなたも“エギング”を新しい趣味にしてみませんか?!

手軽に釣れて、手軽に食べて。“エギング”生活を満喫!!

手軽に釣れるのも“エギング”の魅力です。エギはイカが好む動きを模倣するよう設計されているので、狙った場所にエギを投げ続ければ、イカの方から食い付いてくれることも多く、簡単に釣れてしまいます!

更に、手軽に美味しく食べられる点も見逃せません。イカは調理方法が多く、刺身や焼きイカ、煮物、天ぷらなど、手軽に料理して楽しむことができます。

手軽に釣って、手軽に食べる。この一連の流れが“エギング”の醍醐味といえるでしょう!

エギングの釣り方

基本的な釣り方

基本的にはエギを投げて、イカが食いつくのを待つ、というのが基本です。エギを魅力的に見せるためのテクニックを簡単に紹介します。

  • 「リフト&フォール」・・・ロッドを上下に素早く動かして糸を引っ張りエギを動かします!イカ釣りで一番メジャーな釣り方といってもでしょう。
  • 「ステイ」・・・リフト&フォールの後に、リールを巻かずロッドも静止させエギを海底の一定の場所に留めます!エギの激しいアクションに反応が無いときに、有効となる場合があります。ステイの時間は10秒単位で色々と試してみてください。
  • 「ジャーク」・・・ロッドを横に引いて、エギを左右にダートさせます!左右に規則的に鋭く動かすことでイカの興味を惹きつけます。

なぜエギで釣れるのか!?

イカは、夜行性の生物で、昼間は底に潜んで夜になると活動を始めます。彼らは、エギの動きや光、色に敏感に反応し、これを餌の小魚や他のイカと誤認して接近します。

このときにエギにくっつく(ヒット)ので釣れるのです!エギが模倣するのは、小魚や他のイカであり、“エギング”のテクニックは、これらの生物の動きを模倣することに焦点を合わせています。

イカの習性

“エギング”では、様々な条件下での釣りが可能です。例えば、春には温かくなる水温に反応してイカが浅場に集まり、秋には産卵のために大型のイカが近海に接近します。これに加えて、夜間はライト等の光に引き寄せられるイカを狙うことができます。このように、条件や状況に応じて最適なエギングの方法を選べば、より多くのイカを釣ることができるでしょう。

  • エギングの基本アクションを知ろう!まずは、リフト&フォールから!
  • エギの動きや光、色が釣果の鍵
  • イカが岸に接近するタイミングを知ろう

イカの習性やイカがエギに反応する仕組みを知ることで、“エギング”の奥深さに引き込まれていきます。“エギング”の世界をさらに探求し、多彩で豊かな“エギング”ライフを楽しみましょう。

エギングに必要な釣り具

ここまで“エギング”の釣り方について紹介してきましたが、釣果に繋げていくためには、道具もある程度揃えておく必要があります。これから“エギング”を始める方に向けて、オススメの釣り具を紹介します!

ロッド

専用のエギングロッドがおすすめ。長さは2.4〜2.7メートルが初心者には扱いやすいです。

リール

スピニングリールが主流。2500〜3000番程度が多く使われます。

ライン

0.6〜1.2号のPEラインが良いでしょう。耐久性があり、感度も高いです。

ルアー(エギ)

2.5〜3.5号が一般的。10〜25グラム程度。

エギのタイプ 沈下速度(秒/m) 適 用
スタンダード 約3~4秒 フィールドの水深や地形、潮の流れが分からないときの状況把握に有効
シャロー 約6秒 ゆっくりとフォールする特徴があり、水深5m未満の比較的浅いフィールドに有効
ディープ 約2秒 着底するまでの時間が早い特徴があり、水深が10m以上ある深場のフィールドに有効

エギのカラーの選び方

最初は、赤、オレンジ、ピンクなどの派手なカラーを選んでキャストしてみましょう。反応が無ければ、ナチュラル系のブルーやグリーンへの変更をおすすめします。

ボディカラーの下地となるテープの色やメインとなる生地の種類も豊富にあります。紫外線で発光する「ケイムラ」夜光塗料が施されている「グロー」などもあり、天候や時間帯、潮流や濁りによってイカが反応する色は変わるので、様々なバリュエーションを揃えておきましょう。

音で誘うエギ

エギの内部の空洞にラトルを入れ、カラカラと音を発するタイプもあります。

イカの聴力については未知な領域ではありますが、ラトルの音がイカにアピールできる場合もあるようです。カラーチェンジをしても反応が無い場合には、試してみると良いと思います。

釣具のセッティング方法

ロッド、リール、ライン、エギ。これを一緒にセットします。

“エギング”に行ってみよう!

エギングのマナー

釣り場でのマナー

夜にエギングをする際は、大声を出すなどの行為で周囲や近隣住民に迷惑が掛からないようにしましょう!

また、夜の釣行ではヘッドライトなどの灯具を携帯されると思いますが、海面を照らし続ける行為は周りの釣り人が嫌がる場合もありますので、注意して確認するようにしましょう!

釣り方のマナー

キャスト(ルアーを投げる行為)する前には、周囲に人がいないことを確認しましょう。特に見え辛い後方には注意が必要です。釣りに夢中になっていると周囲への注意が怠り気味になるので、お互いが気持ちよく釣りをするためにも注意し合うことが大切です!

隣の釣り人との距離を確保しましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう。

安全対策

何よりも大切なことは、安全に釣りを楽しむことです。どこで釣りをするにしても、ライフジャケットを必ず着用しましょう。予期せぬ事故はいつでも起こり得ます。

また、夜のエギングでは周囲を確認できるようにヘッドライトなどの灯具を用意しましょう!

  • 夜の釣行は周囲に迷惑が掛からないように細心の注意を払いましょう!
  • キャストをする際は、必ず周囲を確認しよう!
  • 何かがあってからでは遅い!必ずライフジャケットを着用しよう!
  • 夜の釣行では周りを確認できるように必ず灯具を持参しよう!

以上のマナーを守ることで、自分だけではなく他の釣り人や環境にも配慮することができます。特に初心者のうちは、マナーをしっかりと守ることで、長く楽しくこの趣味を続けられます。マナーを守り、美しい自然と共存しながら素晴らしいエギングライフを楽しみましょう!

釣り場を探してみよう

オススメの釣り場

釣れているイカを調べる

季節や時間によって釣れるイカが違うので、事前に調査をすることが釣果に繋がります。

釣れた形跡を探す

釣られたイカは抵抗するためにイカ墨を吐きます。堤防にイカ墨の跡があれば、釣れた証拠になります。色濃く残っていれば、釣れて間も無いので大チャンス!?

釣り場へGO!

さあ、実際に出かけましょう。楽しんでください!

番外編:海図の活用

海図は水深や地形を知る上で非常に役立ちます。無料のものもありますので、活用しましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございます。次は、実際にエギングを始めてその魅力を感じてみてください。Happy Egging

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