お魚紹介シリーズ「カサゴ」持ち帰る方法から食べ方までを紹介!
釣れた魚の持ち帰り方や、保存方法、調理方法が分からない!そんな方に向けて、魚が釣れたら見て欲しいお魚紹介シリーズです!今回は「カサゴ」について、分かりやすく紹介しますので、最後までご覧下さい!
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トミー
仕事場では鍵盤を叩き、陸ではジムでダンベルを持ち上げ、海では魚を釣り上げる、まさに異色の三刀流。サウンドクリエイターとしての感性と、筋トレ...
カサゴはどんな魚!?
カサゴのステータス
釣り易さ | ★★★★★ | サビキ釣り、アジング、ジギング等で簡単に釣れます |
釣り場へのアクセス | ★★★★☆ | 日本全国の沿岸沿いに生息しているので、近場の海で釣れます |
スーパーでの陳列頻度 | ★★★☆☆ | 都市部のスーパーで見かけることができます |
価格 | ★★★★☆ | 比較的安価な部類であると思います |
美味しさ | ★★★☆☆ | 味が乗りやすい煮付けがオススメ料理です |
※独断と偏見により評価しております。
魚の種類と特徴
カサゴは、スズキ目フサカサゴ科(またはメバル科)に属する海水魚です。全長は約20~35 cm程度ですが、体の割に頭が大きく笠をかぶったように見えることから、「笠子(かさご)」という名前になったようです。
また、よく見かける魚だからでしょうか、地方毎に様々な呼び方があり、九州地方では「アラカブ」、関西では「ガシラ」、筆者の故郷である愛媛では「ホゴ」と呼ばれています。
生息地と分布
カサゴは、日本近海を含む太平洋西部の暖かい海域に広く分布し、沿岸の岩礁や海中林等に生息しています。そのため、近くの海で釣りをしていると比較的簡単に遭遇することができます。
体の構造と生態
全体的に棘(トゲ)が多く、背びれの棘は鋭く特に注意が必要です。
また、針を外す際や調理の際に注意が必要なのは、頭部側面の棘です。ここの棘は体色に溶け込んで見え辛いので注意しましょう!
カサゴの持ち帰り方と保存方法を紹介!
釣れたら「氷海水」に入れて氷締めをしよう!
釣れたカサゴは、すぐに「氷海水」に入れましょう!魚は針にかかった時点から釣り上げられた後も、とにかく暴れて体温が上昇しています。そうすると身の鮮度が落ちるので、すぐに冷やすことが鮮度を保ち、新鮮な状態で持ち帰るための重要なポイントになります!
また、この海水氷は作ってから十分冷えるまでに時間がかかるため、釣りを始める時点で作っておくことも大切なポイントです。魚が釣れてから慌てて作ると、海水が冷えるまでの間に魚の鮮度が落ちていくので、常に冷えた状態にしておきましょう。
もう一つ大切なポイントがあります。それは、氷海水の海水濃度を維持することです。釣られる前の魚は海水100%の環境で、体内の塩分濃度を自ら調整することで生きています。「真水」による氷水で直接魚を冷やすと、真水と海水では塩分濃度が違うため、浸透圧により魚の体内に真水が入り込んでしまい、身がブヨブヨになってしまいます。なるべく海水濃度を下げないために、できれば氷海水に入れる氷はビニール等に入れたままで溶け出した水が海水と混ざらないようにしておきましょう。
ここで「氷海水」はどうやって用意するんだ!?という方に上記の注意点を考慮したオススメの「氷海水」の作り方を紹介します。
- 凍らせた保冷剤をクーラーの底一面に入れて釣り場へGO(保冷剤がない方は、凍らせたペットボトルでもOK)
- 釣り場へ着いたら、水汲みバケツ等を使ってで海水をクーラーへ入れる
こんな簡単に「氷海水」は作れますので、魚を新鮮な状態で持ち帰るためにも、是非、実践してみてください。
ただ、この氷締めは比較的小さい魚向けで、中型~大型魚の場合は、脳天締めや血抜きなど、新鮮に持ち帰る方法が変わりますので、他の魚の記事も参考にして頂ければと思います。
- 釣ったらすぐに「氷海水」に入れて氷締めしよう!
- 釣る前に「氷海水」を作っておこう!
- 真水の氷を使う場合は、溶けだした水が混ざらないように注意しよう!
おすすめのクーラーボックス
クーラーボックス | 商品リンク | ポイント | サイズ |
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シマノ スペーザ リミテッド 35L キャスター付き |
高い保冷力で魚を美味しく持ち帰れます。また60cmの魚も曲げずにそのまま収納可能で、突然の大物にも対応可能! | 35L |
シマノ スペーザ リミテッド 25L |
高い保冷力で魚を美味しく持ち帰れます。 | 25L |
ダイワ クールラインα ライトソルト 10L |
防波堤釣りに丁度良い大きさで、500mlペットボトルが縦に8本収納可能! | 10L |
おすすめの保冷剤
クーラーボックス | 商品リンク | ポイント | サイズ |
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LOGOS 倍速凍結・氷点下パック M 600g |
ロゴスの氷点下(‐16℃)まで対応した保冷剤。ケースも頑丈で釣り向き。容量は600g。 | 600g |
LOGOS 倍速凍結・氷点下パック L 900g |
倍速凍結・氷点下パックのLサイズ 900g | 900g |
LOGOS 倍速凍結・氷点下パック XL 1200g |
倍速凍結・氷点下パックのXLサイズ 1200g | 1200g |
おすすめの水汲みバケツ
バケツ | 商品リンク | ポイント | サイズ |
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ダイワ 水くみバッカン クリアブラック |
フタがメッシュなので小さい魚を入れたまま海に入れておく事も可能!魚の観察にもオススメ! | 約 17×17×19 |
新鮮なまま持ち帰ろう
釣りが終了して、「氷海水」に入れた魚を持ち帰る時は、次の3点に注意しましょう。
- クーラーボックス内の海水を抜き、氷だけにする
- 魚をビニール袋などに入れて、氷との接触を避ける
- 氷が少なければ、追加する
魚を持ち帰るまでは、引き続き冷やし続けましょう。海水を抜き、クーラーボックスを軽くしてから持ち帰って大丈夫です。
また、魚の身が氷に直接当たると変色してしまう可能性があるので、できればジップロックなどの水を通さないビニール袋に入れることをお勧めします!
冷蔵保存について
持ち帰った魚を冷蔵保存する際は、下処理をしっかり行うことが重要です。内臓をしっかり取り除くことと、水分をしっかり拭き取ることで保存性が高まります。
また冷蔵保存する際は、魚をジップロックに入れ脱気しましょう。空気を減らすことで酸化を抑え、より鮮度を保つことが出来ます。冷蔵保存で4日程度は鮮度を保つことができます。
冷凍保存について
冷凍保存をする際も、冷蔵保存の場合と同じく内臓と水分をしっかり取り除き、脱気した状態で保存してください。
冷凍保存の場合は、2週間程度の保存ができます。
解凍方法
冷凍した魚を解凍する際は、魚を袋に入れたまま氷水に浸けて解凍を待つ方法がベストです。時間がなければ袋に入れたまま流水で解凍する方法で良いと思います。
常温で解凍してしまうと身がブヨブヨして美味しくなくなってしまうので要注意です!
カサゴを美味しく食べよう!
カサゴに含まれる栄養成分
カサゴは高たんぱくで低脂質・低糖質の健康的な食材で、1尾約140gには約27gのたんぱく質が含まれています。PFCバランス(P:タンパク質、F:脂肪、C:糖質)に優れており、筋トレ大好きな筆者にとって非常に魅力的な食材です。
カサゴのオススメ料理
カサゴのオススメ料理は、簡単にできる「煮付け」です。私の祖父は長年漁師をしていましたが、カサゴの煮付けを何十年もの間本当に美味しそうに食べていました。
煮付けは簡単!オススメ手抜きレシピ!
- 魚の下処理(内臓、ウロコを取り除く)をする
- 魚を熱湯に10秒ほど入れ、水分とヌメリを拭き取り、表面に罰点の切り込みを入れる
- 魚が入るサイズの鍋に醤油:水:みりん:酒を1対1で、砂糖を山盛り入れ一煮立ちする
- 魚を鍋に入れ、臭み取りにショウガを少々入れ、落し蓋をし弱火で10分ほど煮る
何ともざっくりな男のレシピですが、私はこれで美味しく食べております(笑)。
「煮付け」は普段料理をしない男性の方でも簡単に調理する事が出来るので、是非挑戦してみてください!
魚を捌いて、料理までできれば男も上がるってもんじゃないでしょうか!?(私はそう思って魚料理を楽しんでいます)
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